「「おさるのジョージ」を教室で実現ー好奇心を呼び起こせ!」を読みました。ポップな内容かと思いきや、生徒たちの好奇心を呼び起こすための方法をエビデンスも交えてガッツリ解説してくれる骨太な本でした。おさるのジョージはあまり出てきません(笑)。
本を読んで思ったことは「生徒が好奇心を開花させるための邪魔をしないこと」です。その邪魔する一番の要因は「枠」なのかもしれません。規格化された授業時間、規格化された授業内容。今まで教員が当たり前だと考えていた「枠」が、生徒の好奇心の開花を無意識に妨げていたかもしれない、と考えてしまいました。あらためて、今までの当たり前を見直す必要性を感じました。
そして教師自身が「もともと生徒は好奇心に溢れた存在である」と考えられるかどうかが大切なのだということを再認識できました。『学び合い』の生徒観である「生徒は有能である」ですね。言うのは簡単。落とすのは難しい。生徒は優れた学習者であることを忘れないようにしていきたいと思います。
この本をおすすめしてくださったオンラインゼミ(https://bit.ly/3lMsgHn)仲間の高司さんに感謝です。明日の読書会での話題提供、楽しみにしております!😆