松尾英明先生の「不親切教師のススメ」を読みました。ものすごいインパクトのあるタイトル。「不親切」という言葉だけ見ると冷たさを感じるかもしれませんが、実際読んでみると、著者の温かい想いが伝わってきました。
著者の言う「不親切教師」とは、子どもの主体性の向上と、教師自身の負担軽減を目指し、あえて不親切に振る舞うという意味でした。なんだか「子どもが伸びる「待ち上手」な親の習慣」を思い出しました。子どもたちの成長を信じ、温かい心で待つ必要性を改めて感じました。
教師自身の負担軽減という点を見ても、一歩進んで「教師が本当に集中すべきことは何か?」という本質的な問いが生まれてくるように感じました。色々考えさせられる内容でした。