内田樹先生の著書「寝ながら学べる構造主義」を読み進めています。その中で、
「師を見るな、師が見ているものを見よ」
という言葉が紹介されていました。技芸の伝承の言葉だそうです。
師を見ている限り、その人の視座は今の自分から動きません。師の視線、師の欲望、師の感動に照準を合わせ、師が実現しようとしているものを見なさい、という意味がこめられているそうです。
この言葉から、ゼミ(https://bit.ly/3lMsgHn)での西川先生のことを考えていました。問答を繰り返すうちに、少しずつ答えが予想できるようになってきます。が、まだまだ底が知れません。どんな景色を見ているのか、という視点で質問したら、また新しい世界が開けるかもしれませんね。また色々な角度から質問してみたいと思います。