楽級通信ぷらす

大事な事からそうでもない事まで毎日呟いていきます。

寝ながら学べる構造主義

「寝ながら学べる構造主義」を読みました。実際読んでみると、流石に寝ながら学ぶわけにはいかない骨太な内容でした(笑)。とりあえず気になった部分を箇条書きで記録してみたいと思います。

・「何者であるか」ではなく「何ごとを為すか」。何者であるかは静。何ごとを為すかは動。作り出した物から、己を知ることになる。

・「師を見るな、師が見ているものを見よ」(技芸の伝承)→師を見ている限り、その人の視座は「今の自分」から動かない。師の視線、師の欲望、師の感動に照準を合わせる。師が実現しようとしたものを見る。

フーコー人間主義によると、私たちは「今・ここ・私」を中心に考えがち!

・ある領域についての概念や語彙が豊富ということは、その集団がその領域に対して深い関心をもっているということ。例えば草の種類に関心がない集団は、そもそも名前をつけず「雑草」で一括りにしちゃう等。

・人間が他者と共生していくためには、時代と場所を問わず、あらゆる集団に妥当するルールがある。「人間社会は同じ状態であり続けることはできない」と「私たちが欲するものは、まず他者に与えなければならない」。

6月14日に開催するBook Cafeにて話題提供するのですが、なかなかまとめるのは難しそうです(笑)。自分が思ったことを素直にシェアしていきたいと思います😊

「寝ながら学べる構造主義https://www.amazon.co.jp/dp/product/4166602519/ref=as_li_tf_tl?camp=247&creative=1211&creativeASIN=4166602519&ie=UTF8&linkCode=as2&tag=bookmeter_book_middle_detail_ios-22

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