生徒たちと話していると、読書好きな子が割と多いように感じています。私自身が30代に入ってから読書にハマったということもあり、高校のうちからたくさん本を読む子と話ができるのはある意味新鮮ではあります。
ある生徒が図書館から借りていく本を見て、「人は話し方が9割」「冒険の書 AI時代のアンラーニング」など、そのジャンルの多様さに驚きました。年間何十冊も借りているようです。ある日、その生徒が「ChatGPTはこれから絶対使いこなせた方が良いと確信してるんですよね」と言いながらChatGPTの本を読み漁っているところに遭遇しました。興味深くて話を聞くと、彼なりに将来身につけた方がいいことを探るために読書をしている、とのこと。高校生のうちから、自分のキャリアを考えて読書をしているということに驚きを隠せませんでした。
本から学んでいる生徒と語り合うことで、私自身新しい気づきをいただくことができています。私も生徒たちに負けないように、学びの読書を続けていきたいと思います。