楽級通信ぷらす

大事な事からそうでもない事まで毎日呟いていきます。

ハイテックハイからの学び

「「探究」する学びをつくる」を読みました。アメリカの公立校「ハイテックハイ」の理念や、PBLの取り組みについて示された一冊です。ハイテックハイの「公正」をベースとした様々な取り組みから、たくさんの気づきを得ることができました。

特に「評価」と「成績」を区別すること、という点が印象に残りました。評価は、各教師が実施する学びに合わせて設計していくもので、成績は社会から求められるものだそうです。「評価は何のためにあるのか?」は最近自分の中でも悩んでいたことだったのですが、「今の自分の立ち位置を把握し、どうしたら成長できるか自ら考えるためのもの」という説明がとてもしっくりきました。

何よりハイテックハイの生徒たちでけでなく、働く職員も楽しそうな様子が伝わってきました。学校全体で探究していく姿がとても魅力的です。YouTubeでハイテックハイの紹介動画を視聴しましたが、本の内容がより自分の中に入ってくる感覚になりました。映画もあるようなので、調べてみたいと思います。

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