楽級通信ぷらす

大事な事からそうでもない事まで毎日呟いていきます。

カーブカット効果と『学び合い』

次の読書会に向け、「これからの「社会の変え方」を、探しにいこう。」(https://www.amazon.co.jp/dp/product/4910602003/ref=as_li_tf_tl?camp=247&creative=1211&creativeASIN=4910602003&ie=UTF8&linkCode=as2&tag=bookmeter_book_middle_detail_ios-22)を再度読み直していました。そこで前回話題に上がったカーブカット効果について考えてみました。

カーブカット効果とは、マイノリティへの策が実は実はマジョリティのためにもなるというものです。車椅子の人が車道を渡りやすくするために段差を解消すること(カーブカット)が、大荷物を荷台で運ぶ人や松葉杖の人、高齢の人等の一般の人にまで良い影響を与えたことからこの名前が付けられたそうです。この効果の特徴は、一定の層に狙いを定めることはパイを奪い合うゲームではなく、誰も損しないゲームなのだということです。ふと『学び合い』のことを思い浮かべていました。

初めて「1人も見捨てない」というワードを聞いたとき、苦手な子の支援というイメージが強く、あまり大多数の子に目が向いていませんでした。しかし大多数の子の目線で考えてみると、苦手な子が見捨てられなければ「私たちも見捨てられない」という安心感が得られると思います。結果、チーム全体の安心感につながっていきます。

具体例を考えることでさらに理解を深められる気がしています。次の読書会も楽しみです。

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