楽級通信ぷらす

大事な事からそうでもない事まで毎日呟いていきます。

見方の偏り

「予想どおりに不合理」を読み進めています。かなり濃くてなかなか読み終わりません(笑)。10章の「予測の効果」を読んでいたのですが、一言でいうなら自分の予測や期待はかなり偏っている、ということです。友人と同じスポーツを観戦していても、応援しているチームが負けそうになったときのビデオ判定では「今のは反則だ!」となるのに、フラットな場合だと「いや、今のは反則じゃないでしょ」となる場面は考えてみると結構ある気がします。

高校に入学してくる子の顔写真から「この子はいい子そうだな」「この子は要注意だな」という見方をして、見事にその通りになったことは結構あります。今思うと自分の期待通りに物事を見ていただけなのかもしれません。

オンライン読書会を昨日開催しましたが、自分の見方の偏りに気付かされることがあります。「自分の見方は偏っている」と認識するだけでも、他の人との対話がいかに重要なのかが分かります。これからも対話の機会を意識的に作っていこうと思います。

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