楽級通信ぷらす

大事な事からそうでもない事まで毎日呟いていきます。

海辺のカフカ

Audibleで「海辺のカフカ」を聴きました。家出少年田村カフカくんと、猫とお話ができる不思議な老人ナカタさんの2つの物語が交互に進み、少しずつ交錯していきます。下巻はすごい勢いで2つの物語が交わっていくのですが、最後の方は理解が追いつかず、謎を残したまま聴き終えてしまいました。他の方の書評を読んでみても、人によって結末の解釈が分かれる小説のようです。個人的には、この謎が残っている感覚は、自分で考える余地が生まれるので結構心地よかったです。

初めての村上春樹小説でしたが、上下巻におよぶ長編にも関わらず終始夢中になって聴き入ってしまいました。1つ思ったことがあるとすれば、ぜひナカタさんにAudibleをすすめてあげたい…。

海辺のカフカ(上)」https://www.amazon.co.jp/dp/product/B09QWFQD2C/ref=as_li_tf_tl?camp=247&creative=1211&creativeASIN=B09QWFQD2C&ie=UTF8&linkCode=as2&tag=bookmeter_book_middle_detail_ios-22

海辺のカフカ(下)」https://www.amazon.co.jp/dp/product/B0BDZ4BW23/ref=as_li_tf_tl?camp=247&creative=1211&creativeASIN=B0BDZ4BW23&ie=UTF8&linkCode=as2&tag=bookmeter_book_middle_detail_ios-22