Audibleで「汝、星のごとく」を聴きました。著者の凪良ゆうさんの心理描写がとにかく秀逸でした。
登場人物はそこまで多くないのですが、それぞれの関係がとにかく絡み合い、思わず「人生ってどんどん複雑になるんだな…」と思ってしまいました。が、終盤になるにつれ「自分の見方次第で、実はシンプルになり得るのかもしれない」という真逆の考えに変わってきました。途中「嫌われる勇気」での哲人の言葉が頭をよぎっていました(笑)。
とにもかくにも、聴き終わってすぐに感じたことは「大切な人との時間を最優先にしよう」ということです。著者の凪良ゆうさんが2020年本屋大賞を受賞した「流浪の月」も気になってきました。こちらも聴いてみたいと思います。