楽級通信ぷらす

大事な事からそうでもない事まで毎日呟いていきます。

【終了報告】Book Cafe「ルポ 誰が国語力を殺すのか」

本日7月26日(水)は「ルポ 誰が国語力を殺すのか」を参考図書とするBook Cafeを開催。今回は和歌山県網代涼佑先生に話題提供いただきました。個人的には,言葉の幅が狭まるとお互いの解釈にズレが生じやすくなるということが,自分の経験と照らし合わせてストンと落ちました。対話を通してこそ気づくことがとても多いなあと感じました。以下,皆さんからのリフレクションです。この日のために準備してくださった網代先生,そして平日の夜にも関わらずご参加いただいた皆さん,ありがとうございました!

・やはりコミュニケーションと貢献感かなとあらためて感じました。

・子どもたちを「思考言語」から遠ざける環境を根こそぎ考え直さないといけないですね。

・提示された問題の大きさに、「うーん🤔」と唸ることしかできませんでした。

・自分で読んだ際にはスッキリしなかった点が紹介いただいた説明を通して理解が深まった気がしました。ルポということで様々な取材を通して見てこられた内容をもとに石井さんが何を感じるのかと同様、私自身が何を感じ、どう行動するかが大切だと思いました。ありがとうございました。

・色々な人から話を聞けること自体が楽しかったです。新美南吉の作品が青空文庫にあることも知れましたし、言葉を大事にしようという気持ちにもなりました。高専の学生に対しても改めてそういった姿勢で臨みたいと思います。

・言葉の有無が、行動に結び付くというのが新しい気づきでした。そう考えると生きて働く言葉力を育むためにも温度感が伝わるface to faceの言語活動が大事だよなあと思いました。家庭では、スマホに依存せずに、お子さんとの何気ないやり取りもかなり大事ですよね。ありがとうございました!

・話はずれますが、アイヒマン(東欧地域の数百万人のユダヤ人を絶滅収容所に輸送する責任者)をなぜかしら思ってしまいました。人格異常者などではなく、真摯に「職務」に励む、一介の平凡で小心な公務員の姿だったアイヒマンが、自分の思考停止で行なってしまう残虐行為 なぜそんなことになってしまったのか?  理解しようとすること理解しないこと理解できないことはそれぞれ違うと思います。幼少時に自由選択の機会を与えられていないと年を経てからは選択できなくなってしまうのも無理はない?とも思います。

・「言葉」の大切さと言うのを、改めて感じました。また、「親子」のコミュニケーションの重さを知りました。学校がなにできるか・・・。悩みます。

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