楽級通信ぷらす

大事な事からそうでもない事まで毎日呟いていきます。

【終了報告】Book Cafe「学校改革スタートブック」

昨夜は「学校改革スタートブック」を参考図書とするBook Cafeを開催。今回はなんと著者である時松哲也先生ご本人から話題提供いただきました。時松先生ご自身が大分大学教育学部附属小学校に赴任し,実際に改革に携わっていく中で感じたことや苦労された点,そして改革する上でキーポイントとなった点等についてお話いただきました。話題提供の最後には「視座を2段階上げて考える」「目の前のことに誠実に取り組む」など,改革に込めた時松先生の想いも聞くことができました。以下,参加された皆さんからのリフレクションです。平日の夜にも関わらず貴重な時間を割いて参加してくださった皆さん,そして時松哲也先生,本当にありがとうございました!

・視座を2段階上げる。これはいい言葉ですね。子どもたちにも伝えてみようと思います。 ブレイクアウトルームでの対話から、学力の捉えも視座を2段階上げていくこと(拡げていく)が学校改革につながるのではないかと考えました。ドラマでも昭和と令和のギャップが浮き彫りにされていますが、昔とは異なってきている学校の出口を意識していくことで、本当に子どもたちに必要な学力って何か問い直すところが教員に求められているように思います。そして、それを保護者や地域の方に伝わるようにしていくことが、信頼を深めることにもつながると思いました。今日もありがとうございました!
・時松先生の物腰の柔らかさ、低さが印象的でした。ぶっ飛んだぶれないブルドーザー型校長の方が働きやすかったと言う声も。でも、6人の会議で腹割って話せたと言うことは「聞く」姿勢もある、最後に責任取ってくれるバランスの取れた校長先生だったんですよね。私も校長になるならそんな方を目指したいです。「視座を2つあげて『自分だったら』と考える」やってみます。 ブレイクアウトルームで出た「校長になったらやりたいこと」、以下があがりました。現&未来の校長先生、実現お願いします! ・学年担任制。 9-16時勤務の分掌持ちの教諭 職員室内フリーアドレス(教科研究室は準備室として残す)研修はアーカイブのみ 探究、部活は地域の人に入ってもらう 学内保育園 そして、校長が8-17時で帰る! ・夏休みに研修 終わった後にBBQ 校長先生が旗振って イベント ・午前中だけ!午後は先生が探究 ・学年取っ払う。
・人が悪いのではなく、仕組みに問題があるという視点。
・著者の方による本の解説を聞けるなんてすばらしい時間をありがとうございました。時松先生の、当時の思いや、今の思いを直接聞くことができてホントによい会でした。ブレイクアウトルームでは、それぞれの学校観を知ることもできたことも良い経験でした。ありがとうございました。
・校長として何をしたいかという話では多くの気付きを得ました。交流することでアイデアが活性化されます。本当にありがとうございました。
・ほごしゃもまきこんだ こどもも保護者も先生もみんなとうじしゃの学校作りを^^
・学年主任を大事にする、という視点が新鮮でした。とにかく仕組み化、その中でよりよい体制を見つけていく、そんな工夫ができる立場にいる人が動かせるって大事なポイントかもしれません。ウチの学校も今後どの方向に進むのか、改めて考えてみたいと思いました!
・幸運にも2回とも時松先生のいらっしゃるお部屋に入れたので、「校長としてどんなことを実現したいか」自分の考えを伝えた後に「どんな30代がほしいか」を質問させていただきました。 改めて、「2つ上の視座を持つ大切さ」を例を出して教えていただき学びになりました。 20代は自分ができるレベルのことをやってきましたが、30代ではその先の年代を見据えて「チームとして動くにはどうするか」という視点で先輩方をよく観察しながら、校長として実現したいことに近づくために具体的に考えていきます。
・学校改革は教員のベクトルを合わせることが大事。 これまでとは違うペーパーテストと以外の新しい学力観 これまでとは違う『』のような新しい授業の仕方 こういったものに教員同士のベクトルを合わせていくことが大事なんだなと思いました。 そのためにも、さまざまなことにアンテナを高く立てていくことが大切。 これからのキャリア教育 ウェルビーイング 社会や地域に開かれた学校になっていくこと こうしたことでビジョンを新鮮なものにしていくことが大切なのだと気づかされた時間でした。 とても勉強になりました。 ありがとうございました。
・ミッションを明確にし、組織づくりや時間管理等を通して教育の質を高めていく取組、とても学びのあるお話でした。また、二つ視座を上げて考えるというお話も視野を広げる名言であると思いました。2回のブレイクアウトでも多様な校種の先生とお話しできて、日頃の悩みを共有し、明日からの一歩に気付けて気がします。ありがとうございました。
・学年を取っ払うこと、指導内容の精選、いろんな人の話聞くのは楽しいですね。

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