楽級通信ぷらす

大事な事からそうでもない事まで毎日呟いていきます。

読書会終了報告

1月25日(水)は「学校の「あたり前」をやめた。ー生徒も教師も変わる!公立名門中学校長の改革ー」の放課後読書会でした。工藤先生の原点とも言える本を読み「学校の「あたり前」を問い直す」ことの重要性を学ぶことができました。対話でも,「あたり前」をどう変えるか?という話題も多かったように感じます。以下,参加された皆さんのリフレクションです。平日の夜にもかかわらず参加してくださった皆さん,ありがとうございました!

・読んでいなくても内容に触れ、みんなの考えが分かるっていですね。さらにみんなの話を聞きながら、思考するから、深まっていくのだと思います。 今日は30分しか参加できなかったですが、楽しかったです。日々学んでいきます。 ありがとうございました。

・各学校での取組の改善も知ることができたし、一方で、なかなか望む方向に進まないという事例があることも知りました。そこで改めて感じたのは、価値のあるものが伝播していくには、身近な人がその価値を伝えていくことです。ガラケーに十分に満足している方にスマホの有用性はなかなか伝わらないかもしれません。でも、側にいる友達や仲間、家族が使い、その価値がそれとなく伝わっていけば、やがて、自分もスマホにしてみよっかなくらいの気持ちが芽生えていくのかもしれません。学校の変化は緩やかかもしれませんが、あせらず、あきらめず、多くの同僚や子どもたちとコミュニケーションを取っていきたいと思います。いつも企画、運営ありがとうございます!

・先生があたりまえに学校でやってることが、もしかすると違うのかもな、と思いました。

・何でもそうですが、当たり前は人によって違い、より多くの子どもを伸ばそうと思うとそれだけの引き出しが必要。一律・画一化にしがみついているうちは、子どもファーストにはなり切れないということ。

・昔の者を残そうとする先生、新しいことに取り組もうとしない先生がおられる学校は大変だと思いました。そこを動かせるのは、やはり管理職の仕事です。私のモットーは、学ばざる者、教えるべからずです!やはり、世の中の変化に応じられる教師でなければならないと思います。ここに集まっている皆さんで、井の中の蛙、ぬるま湯につかっている方をどんどん感化していきましょう!

・「手段が目的化している」学校には、それしかないように思います。小学校の教科担任の進め方は今まで聞いたことがないやり方があったので、とても勉強になった。また、自分が「あたり前」と思っていることはまだまだあると気付かされた。

・評価についてや入試についてなど様々な話題になり、皆さんのご意見をうかがうことができ、よかったです。

・㈯のあたまのせいりができました^^ 結局すべて当事者になることですね^^

・今日は職場から連絡がきて、その対応のためにほとんど参加できませんでした。残念ですが、次回参加させてください。

・子どもを主語にした教育のための学校変革を、どのように職場に浸透させるか、そのマネジメントが改めて大切だなと感じました。

・教師として社会の常識と照らし合わせながら、教師の常識を疑う必要だと感じた。

・小学校でも学級担任→教科担任っていう流れに期待値が高まった時間でした。どうしても変わらない、やらない人っているので、それをどう動かすか・・・管理職の力であったり、職員同士の雰囲気だったり、いろんな手立てが考えられるかなと。また、子どものためを思い、子どものためのチャレンジが評価される現場になってほしいなって思います。時代は今、変わるとき。ビジョンをもち、共有して、それから手法を考えるようにしていきたいものです。

・工藤先生が書かれていることは、学校の当たり前を見直してやってみたことであって、決して「あなたも、あなたの学校も、こうするべき」と言いたいのではないということ。当たり前を見直した結果、自分は、自分の学校は何を変えて何を変えずにいるのかを、子どもたちも一緒に考えていくことが大切なんだと気づきました。 固定担任制をやめるとか、定期テストをなくすとか、それを目的にすると、それこそ手段が目的になってしまいます。例えば「チーム担任制ありき」ではなく、どんな子どもたちに育ってほしいからどう変えるのか、その「真の目的」こそを話し合いたいです。

・支援級在籍の我が子がマルトリートメントを受けました。障害児には間に合わない教師でいいという校長のせいです。中学は教科でいろんな先生が支援級に入るのでそんなことはありません。教科担任制のメリットはこんなとこにもあります。

・教員一人一人が、考えることをしようっていう意図もあるかな?問題意識を持ってというのもあるかなと思います。ただ一方、この中の一部を持って教育委員会が一方的におろし強権発動するのはおかしいことだと思います。本来の意図を歪曲して余計教育界、強いては社会を混乱化させる原因となり自分で余計な仕事を生じ支えていると思います。

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