楽級通信ぷらす

大事な事からそうでもない事まで毎日呟いていきます。

合同?『学び合い』をやってみた。

普段は習熟度で1クラスを2つに分けて授業をしているクラスがあるのですが、今日から試運転的に、週1か2週に1回のペースで合同で『学び合い』をやってみることにしました。合同『学び合い』というと異学年のクラス同士とかそんなイメージがあるのですが、それよりは少しライトな(?)感じです。

 

課題はそれぞれのクラスごとに異なる課題を与えましたが、共通の目標は「全員が課題を達成すること」です。授業全体の流れとしては、5分話す→40分任せる→5分今日の動きの振り返り、といった感じです。

 

実際に生徒たちに任せてみると、最初は比較的黙々と取り組むのですが、わからないところを勇気を振り絞って質問してみたり、困っている人を探して教えたり、難しい問題をみんなで解いたりと、色々な動きを見せてくれました。「ここまで考えて行動してるんだな〜」と思わず唸ってしまいました。

 

そして個人的に一番の収穫は、一緒に組んでる先生と生徒を見ながら話をすることができたことです。普段『学び合い』をしていてもなかなか他の先生と話すという場面が少ないため、フルで観察しながら意見交換をするのはとても貴重な体験でした。「普段の授業では見れない生徒の素が見れた」と話してくれて、次回も楽しみになってきました。

 

10年後、20年後に生きる人的ネットワークを作ることを目指して、これからも生徒たちの成長する姿を見守っていきたいと思います。