楽級通信ぷらす

大事な事からそうでもない事まで毎日呟いていきます。

今年初のオンライン読書会

新年明けて最初のオンライン読書会を開催しました。今まで西川ゼミ限定のクローズドな読書会でしたが、今回からはオープンにして実施しました。すると途中から1名参加してくださいました!聞くだけ参加でも、聞く側がこちらが話していることが共有できるだけでなく、話すこちらも「聞いてくれている!」と思うと自然と力が入る感じがあり、新鮮な気持ちで語り合うことができました!なにより読書会の目的が「自分の成長につながる新たな気づきを得る」ことなので、ゼミ生も含め、これからもっと色々な方と交流していく中でみんなで新たな気づきを得られる会にしていきたいです。

今回の課題図書が「これからの「社会の変え方」を、探しにいこう。」(https://www.amazon.co.jp/dp/product/4910602003/ref=as_li_tf_tl?camp=247&creative=1211&creativeASIN=4910602003&ie=UTF8&linkCode=as2&tag=bookmeter_book_middle_detail_ios-22)だったのですが、私自身全て読んだわけではなく、気になるところを重点的に読んでいく形を取っていました。全体を通して読んだ方から全体のアウトラインを教えていただいたので、それを踏まえてまた読み返してみたいと思います。たくさん話題は出たのですが、個人的に気になったところを忘れる前に記録しておこうと思います。

●非営利組織と政府と民間企業の連結がソーシャルイノベーションを起こす上での鍵となる。

→学校だけでなく、地域、民間企業等の別セクターが連結することにより、1つのセクターでは起こさないようなことが実現できるのでは⁉︎と解釈しました。

●ミッションを共有する人がキーパーソン。

→自分も最近本校で行われた教員研修で、他の先生が伸ばしている部分は違うけど、「生徒の幸せ」というミッションが共有できていることで色々なことが起こせるようになることを実感しています。

●「カーブカット効果」で得られたことが「フォースマルチプライヤー」につながっていく。

→カーブカット効果からここまでつなぎ合わせるとは…そもそもフォースマルチプライヤーを私は存じ上げなかった(笑)。

●何かを広める上で、「伝道者」は重要。

→『学び合い』を広める上でも最初は「広めてくれる人」が重要です。広まっていく中で自然とその人がいなくても大丈夫になってくる。

●集団の声に真摯に耳を傾けることは、集団のマネジメントにもつながる。

→自分の授業実践の中で生徒の声を疎かにしていたことを挙げ、今年は真摯に聞いていこうと話したところ、まさにマネジメントだね、と言われて「なるほど!」と思いました。過去にビジネス書で学んだ部分とつながってきます。

●個別最適化時代の教育の評価とは?

→後半一番の話題。学歴社会と違ってこれは難しい。健全な集団の中で、一人ひとりが導出していくもの…なのかな?まだモヤモヤしてます。

読書会をしていて一番得だなぁと感じたのは「他者の目線を盗める」ことです(言い方が悪いですが)。自分の解釈と他の人の解釈はもちろんかなり違いますし、今までの経験とどう結びつけているのかもとても勉強になります。そういう意味で「自分1人では気づかなかったことに気づく」ための場として大切にしていきたいと考えています。今回時間を作って参加してくださった方々、ありがとうございました!次回も楽しみにしています!

次回は1月22日(土)で、今回と同じ本を課題図書にしてさらに掘り下げていこうと思います。もちろん「読んだことない」「話だけでも聞きたい」でも大歓迎です。お待ちしています!

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