楽級通信ぷらす

大事な事からそうでもない事まで毎日呟いていきます。

異学年『学び合い』に向けて

オンラインゼミ(https://bit.ly/3lMsgHn)1月1回目が終了し、その振り返りをしていました。勤務校の先生方で異学年『学び合い』をやっていくための方向性が見えてきたので、そのためのアクションについて重点的に質問してみました。

1〜3年合同での異学年『学び合い』を来年度から定常的にやっていくために、1〜2月でそのための布石を打っていこうということになりました。本当は全学年でやりたかったのですが、時期的に3年生は厳しいということで、1・2学年で行うことにしました。しかし『学び合い』の書籍を読んでいると、2学年構成だと「上学年が下学年に教える」という役割を暗に感じてしまい、上学年がいずれ負担に感じてくるという懸念があることがわかります。そのため実施上の注意点についてゼミで質問したのですが、結論としては「2年生に「なぜ異学年でやるのか」をしっかり説明すること」です。というのも私が受け持っているのが2学年で、すでに『学び合い』の授業を受けている分飲み込みが早いからです。ちなみに懸念している部分もまとめて話しちゃうといいです。つまり、異学年でやる意義を語った上で以下のように語ればOKということだと思います。

「本当は全学年でやりたいんだけど3年生は授業がないから1・2学年でやっていこうと思う。でも2学年構成だと◯◯という問題がある。つまり、キミたちの動き1つでうまくいくかが決まるんだよな〜。期待してるよ!」

そしてこういう授業を行ったらなるべく公開することです。生徒たちも色々な人に見られることにより美しくなります。いつも以上の動きを見せてくれるはずです。それを全力で褒める機会になります。また、『学び合い』の会を開いて実践共有するのもアリです。そして興味をもってくれた小・中の先生がいれば、オンラインで異校種『学び合い』をすることもできます。

そしてオンラインゼミの仲間も「一緒に『学び合い』をやってみたい!」と言ってくれました。中・高で、しかも他県での『学び合い』などやったこともないので想像しづらいですが、間違いなく楽しそうです。高校生はほぼ全員スマホを持っているし、中学生もスマホをもっていなければ1人一台タブレットをもっているので、ハードルは実は時間を合わせるだけ。今年はこれを実現できるようにアクションを起こしていきたいと思います。