今日の朝は初めてのオンライン朝読書会を主催しました。課題図書は「サピエンス全史」。どう考えても日曜の朝6時にやる内容ではありません(笑)。にも関わらず、なんと7人も来てくれました!休日の朝から参加してくださった皆さんに感謝です。
今回は最初に「課題図書についての対話を通し、自分の成長につながる新たな気づきを得る」という読書会の目的を全体で共有してからスタートしました。まず、私が「サピエンス全史」の内容を要約したスライドを画面共有しました。自分の考えを周りの方とシェアしたことで、その後のブレイクアウトルームでの対話もいつも以上に深まった感がありました。対話の中で気になった内容の記録は以下の通りです。
●認知革命はいきなり始まったわけではなく、自然界での色々な経験を通して少しずつ広まったものなのかも。
●我々は新しいことを危険を冒してでも求める種なのでは?新大陸を発見しに行ったり、雷が電流だと証明するための実験をしてみたり。危険ではないがYouTubeをみたり旅行に出かけるのも、ある意味新しいものを求める行動なのかも。そして人が組織で管理されたりするのって、その自走性が恐ろしいから抑えつけられているのかも。
●産業革命以降、緩やかに地域コミュニティが崩壊し、現在ではモノやサービスが充実しまくっているからますます個人で生きることが可能になっている。再び地域コミュニティを元の形に戻すのは難しいと思うが、今の状況から新しい方向のコミュニティ形成に向かうことは可能かもしれない。
●特段脳が進化したわけではないのに、認知が変化したのが1つのきっかけとなりサピエンスはこれだけ発展した。認知が変わると観る景色も変わる。
●そもそもなんで虚構を信じる能力がサピエンスに備わったんだろう?
●神のようなものを作り出す能力はAIにはないと思う。
朝から深い対話ができて私もホクホクでした。朝読書…アリですね。これからも定期的に実施していきたいと思います!