「ケータイを持ったサル」を読みました。タイトルからして興味がありましたが、積読が多くてなかなか手を出せずにいた本です。
ケータイでのコミュニケーションは実は猿同士のコミュニケーションと大差ない、という部分が印象的でした。もちろんケータイはものすごく高度な技術により作られていますが、そのやりとりの実態はサルと大差ない、というのです。ちょっと驚きでしたが、妙に納得します。
今はスマホに置き換わりましたが、おそらく同じことが言えると思います。LINEがまさにそうです。自分のやりとりを見ていても「おはよう」「いいねー」みたいな簡潔なやりとりが多い。これと似たようなことをサルたちもしているといいます。
自分の行動、他者の行動を思い浮かべつつ、腑に落ちるものが多い本でした。この本のときはまだガラケーでしたが今はほとんどの人がスマホを持っており、その画面に釘付けになることが多いです。この文章を打っている自分もそうです(笑)。「スマホ脳」はまだ読んだことがありませんが、この本と併せて読むと面白そうな気がしています。また積読が増えていく…