楽級通信ぷらす

大事な事からそうでもない事まで毎日呟いていきます。

まんがで知るデジタルの学び

本日「まんがで知るデジタルの学び」のオンライン読書会を開催しました。漫画の課題図書は初めてでしたが、対話が深まる確信がありました。結果、予想以上に色々な気づきが得られました。記録はざっくり以下のような感じです。

●ICT機器について、大人が規制を入れることが多いように感じる。みんなスマホを持つ時代、本来であればもっと信じて任せ、安全に失敗させる体験の方が大切だと思う。

●デジタルについて述べられているが「学ぶって何?」「目的に応じて使うからこそ生きる」など、デジタル以外でも適用できる内容の本。

●本のエピソードから、職員室の風通しが良くなっていくのを感じる。繋げる人がいると繋がっていく。

●「情報活用能力を育成するプロセス」が半端なくわかりやすい。

●生徒が学ぶにはもっともっと多くの時間が必要。そのためには時間割のような「枠」ってどれくらい意味あるものなのか?

●ICT機器を使うことが目的になっている授業は多い気がする。浅い学びになってしまう。

ひさびさに読んで、語って、改めて名著だと再認識しました。教育観が変わる一冊といえるかもしれません。参加者の皆さんありがとうございました!

※読書会後に、参加者の方の娘さんが解けない数学の問題をみんなで解くというお悩み相談コーナーとなりました(笑)。これもまた楽しかったです!

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