楽級通信ぷらす

大事な事からそうでもない事まで毎日呟いていきます。

読書会終了報告

本日は「注文の多い料理店」のオンライン読書会でした。初の児童書での開催でしたが,短い作品なのに何度読んでも深みを感じる一冊でした。「風が場面の切り替わりかも」「紳士2人の素直さと懲りない性格」「当時のお金の価値」など,色々な面で語り合いました。当時の2400円って…すごい価値なんですね(笑)。調べてみて目ん玉飛び出そうになりました。参加された皆さんのリフレクションは以下の通りです。月曜の夜からご参加いただきありがとうございました😆
・久しぶりに再読しました。紳士たちが最後山鳥を買うのは、「学んでないなぁ」と思いました。
・複数の意味で「怖い」絵本ですが、それでも読みたくなる・語りたくなる魅力ある本です。
・風がキーワード? 2人の青年紳士は何に価値を見出しているのだろう?「注文」という語句の使い方が絶妙?
・読み返すとやっぱり訳が分からなくなりそうなお話ですが、欲に目がくらむと足元救われますよってお話だろうなと解釈しました。最後の一片の紙屑のような顔になった・・・・の表現がすっかり年を取ったということかな…とやんわり思っていましたが、共感してくださる人がいたことにちょっとうれしくなりました。 面白かったです。ありがとうございました。
・久しぶりに引っ張り出しました。まっさらな状態で読めばただただ怖い話。背景を考えてもやっぱり怖い。でも100年たっても読み継がれるということは魅力的でもあるということ。怖いもの見たさかもしれないけど、それがきっかけになるならそれもありなんだと改めて思いました。

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