楽級通信ぷらす

大事な事からそうでもない事まで毎日呟いていきます。

上弦の月を喰べる獅子(上)

上弦の月を喰べる獅子(上)」を読みました。SFは「断絶への航海」のような宇宙ものだけではないことを思い知りました。

正直、世界観に追いつかなくて「??」となる瞬間が多々あるのですが、主人公もそんな境遇なので妙に感情移入できました。なにより宮沢賢治を絡めながらの独特のストーリー展開にのめり込みました。

「人は幸福せになれるのですか」「野に咲く花は幸せであるうか」という、ふいに物語に出てくる問いが、読み終わった後も頭に引っかかります。下巻を読むと、より一層悩むことになるのかな?後半戦、楽しみたいと思います。

上弦の月を喰べる獅子(上)」https://www.amazon.co.jp/dp/product/4150310262/ref=as_li_tf_tl?camp=247&creative=1211&creativeASIN=4150310262&ie=UTF8&linkCode=as2&tag=bookmeter_book_middle_detail_ios-22