楽級通信ぷらす

大事な事からそうでもない事まで毎日呟いていきます。

上弦の月を喰らう獅子

上弦の月を喰らう獅子(下)」を読みました。あとがきを読んでびっくり。なんと完成に10年もかかった作品らしいです。読みながらとてつもない世界観に没頭しつつ、理解が追いつかず置いていかれる感覚もあったのですが、どうやら作者も作品に追いつくために必死に、そして夢中になって書き上げたそうです。

おそらく、物語全体の1割も理解できていないと思います。しかし、物語から本質的な何かを強烈に感じます。今までに読んだどの作品にもない、独特の世界観でした。この作品を書き上げた作者を本当に尊敬します。数年後、読み返した時に、何か別な気づきがあるかもしれないですね。本書の問いを、事あるごとに反芻しそうな予感。

「汝は何者であるか」

「野に咲く花は幸福せであろうか」

「人は、幸福せになれるのであろうか」

上弦の月を喰らう獅子(上)」https://www.amazon.co.jp/dp/product/4150310262/ref=as_li_tf_tl?camp=247&creative=1211&creativeASIN=4150310262&ie=UTF8&linkCode=as2&tag=bookmeter_book_middle_detail_ios-22

上弦の月を喰らう獅子(下)」https://www.amazon.co.jp/dp/product/4150310270/ref=as_li_tf_tl?camp=247&creative=1211&creativeASIN=4150310270&ie=UTF8&linkCode=as2&tag=bookmeter_book_middle_detail_ios-22

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