ギュスターヴ・ル・ボンの「群衆心理」を読みました。いや、難しかった…。しかし、不思議と過去の自分の経験と照らし合わせてみると、ハッとさせられるポイントが随所に散りばめられていた印象があります。
ある集団に入りその中の文化に浸ると、自分の感情や想いとは別の行動を無意識に取ってしまう、という恐ろしさを感じました。特に「みんながそうしているから」という判断基準が中心となってくるマジョリティは、その性質が顕著に出てきそうな印象です。群衆の文化を俯瞰的に観るには、やはり絶えず学び続け、色々な人たちと対話する必要があると感じました。
明日4月5日(水)の読書会での語り合いを経て、また本書の見方が変わってくるかもしれませんね。ちなみにYouTubeでの要約動画も面白かったです。難しめな本なので、そちらを視聴してから読み始めるのも良いかもしれませんね😊