「お金のいらない国」を読みました。全4巻。いずれもとても短く読みやすいのですが、普段我々が無意識に作り出している「枠」を強烈に意識させられる内容です。お金のない国での「結婚」「家庭」「職業」「教育」「学校」「犯罪」「警察」「法律」…。どれも目から鱗。何度も頷きながら読み進めていました。
これらの本に出てくるお金のいらない国は「断絶への航海」というSF小説のケイロン社会に近いです。そして「断絶への航海」では語られなかった部分まで、1つの回答を示してくれたシリーズだと思います。
目から鱗とはよく言ったものですが、本当にボロボロ落ちる感覚です。枠を飛び越え、視野を広げたい全ての人におすすめしたいです。