Audibleで「レゾンデートル」を聴きました。若くして末期癌を宣告された主人公が、残りの人生で周りの人たちに巻き込まれ、もがき苦しんだりしながら、己の存在理由を見つけていくストーリーです。
聴き終わってから、主人公だけでなくその周りの人たちも実は存在理由を模索していたのでは?と感じました。それぞれの登場人物に、表面上は見えない溜め込んでいるものがたくさんあります。その背景も感じながら聴いていたせいか、続きが気になるストーリー展開でした。
久々に長編を最後まで聴いた気がします。とても楽しめた一冊でした。