楽級通信ぷらす

大事な事からそうでもない事まで毎日呟いていきます。

お金の本質

「きみのお金は誰のため」を読みました。ふと本屋で見つけて「面白そう!」という直感に従って買った本です。結論から言うと、この直感は正解でした。小説形式でお金の本質に迫る内容を教えてくれる本です。

この本を通して「そもそもお金ってなんだろう?」という究極のそもそもを考えさせられました。お金自体に、社会の課題を解決する力はありません。お金を通して、その先に働いてくれる人たちがいるからこそ、私たちは豊かに暮らすことができています。今までカフェでテイクアウトしていたコーヒーも「500円で買ったコーヒー」から「◯◯さんが丹精込めて淹れてくれたコーヒー」と考えると、社会の見え方が変わってくるかもしれません。お金を通して「私たち」と思える範囲を広げることこそ、我々の生活を豊かにするカギになるのかもしれませんね。

とても読みやすく、スラスラ読める内容ではあったのですが、読んだ後にも色々考えさせられる内容でした。時間を置いてもう一度読む必要があるかもしれません。

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