楽級通信ぷらす

大事な事からそうでもない事まで毎日呟いていきます。

風をとおすレッスン

「風をとおすレッスン」を読みました。読みながら「なるほどなぁ」と腑に落ちるポイント満載なのですが、ふと振り返ってみると「…ん?アレってどういうことだったんだ?」と新たなモヤモヤが生まれてくる。そんな不思議な体験ができた一冊でした。あとでじっくり考えてみたいと思ったポイントは以下の通りです。

・人脈を広げすぎると、つながりを維持するのが辛くなる。そのつながりを断ち切るのではなく緩めることで、ゆとりが生まれ、一歩引いた視点で観察できる。

・自分の中には、様々な側面をもった自分がいる。セルフの役割は、それらを支配することではなく、相互に矛盾する彼らの言い分に耳を傾け、それぞれに居場所を与えること。

・傷つかないために対話をするのではない。むしろ逆である。互いが安全に傷つくたまにこそ対話がある。人は傷つくことなしに生きられない。生きるとは傷を受け、そこから回復することのくりかえしにほかならない。傷が取り返しのつかないほど深くならないようにするためにこそ対話をつづけるのである。

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