楽級通信ぷらす

大事な事からそうでもない事まで毎日呟いていきます。

話し合いの作法

「「対話と決断」で成果を生む 話し合いの作法」を読みました。ふとしたきっかけでこの本のことを知り、読書会の開催を決めると同時にポチッと購入しました。そもそもなぜ対話が必要なのか、というところから、具体的な対話の方法まで網羅されており、とても読みやすく、読み応えのある本でした。

「対話とは「非日常の特異なコミュニケーション」である」という一文が印象的でした。つまり、対話は意識的に行う必要があります。そして、対話とは、相手が見ている景色を探りつつ、自分が見ている景色を疑うコミュニケーションなのだと感じました。相手と自分のズレを明らかにし、その上で折り合いをつけた解決方法を見出していくことこそ、本物の対話と呼べるのだと思いました。

今まで読書会を開催しながら、多様で多数の参加者の皆さんと対話を重ねることができました。お忙しい中来てくださった参加者の皆さんには、感謝しかありません。今回の本ではそれらの経験を振り返りつつ、次回以降の読書会の対話の質を高めるにはどうすればよいのか考えることができました。本書の読書会で話題提供してくださる五十嵐太一先生と小泉尚人先生のお話を聞くのが楽しみです。今後も対話の機会を意識的に確保していきたいと思います。

「「対話と決断」で成果を生む 話し合いの作法」https://www.amazon.co.jp/dp/product/4569851843/ref=as_li_tf_tl?camp=247&creative=1211&creativeASIN=4569851843&ie=UTF8&linkCode=as2&tag=bookmeter_book_middle_detail_ios-22

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