楽級通信ぷらす

大事な事からそうでもない事まで毎日呟いていきます。

「学校ってなんだ!」

を読みました。読書会に参加してくださった方からすすめていただいた本です。劇作家として有名な鴻上尚史さんと、麹町中学校での改革で知られている工藤勇一先生の対談が、会話形式で書かれている本です。いや、面白かった。「そうだよね!」「わかる!」と心の中で相槌を入れつつ一気に読みました。

「学校での手段の目的化が進みすぎて、生徒も教員も苦しくなっている。結果、何のための学校なのかわからなくなってきている。」そんなメッセージを受け取った気持ちになりました。最重要なのは、生徒も教師も当事者意識をもって「本当に優先すべきものは何か?」を考えることです。麹町中学校の改革はその結果にすぎません。

これからの社会の形成者となるために、価値観の違う相手も含め、対話を繰り返していく。それが自律した子の育成につながっていくのだと思いました。

8月28日(日)にこの本を課題図書にオンライン読書会を開催します。皆さんと対話するのが楽しみです😊

f:id:aytksh:20220825065749j:image