楽級通信ぷらす

大事な事からそうでもない事まで毎日呟いていきます。

欠点に気付く

来週の夏休み明け最初の授業に向けて、数学の課題を作成していました。生徒に任せる課題を解きながら「ここは思いつくかなぁ」とか「これを任せるのは流石にきついか」などあーだこーだ考えて進めていました。一番意識していたのは、リスク管理です。そのまま任せてしまうと間違った方向に行ってしまう可能性がある内容や、クラスをリードしてくれる2割弱の生徒すらお手上げの問題など、解きつつ念入りにチェックしていました。正直、ここまで丁寧に確認したのは初めてです。

 

『学び合い』を始めてから生徒の姿に感動することが多くなりました。それを何度も繰り返すと、少しずつ生徒たちがダレてくるようになりました。今になって理由を考えてみると、私自身が「とりあえず練習問題任せておけばみんな動くだろう」と心の中で考えてしまっていた部分があったのだと思います。生徒は私が考えている以上に教師を見ているのだと痛感しました。そして、生徒がそもそも解く方針がわからない問題を任せた際、かなり混乱させてしまったこともあります。無意識にも、丸投げに近い形で生徒に任せていたこともあったのだと思います。

 

オンラインゼミで学んだことを実践しています。

①任せる課題のリスク管理を徹底する

②任せる内容に心から興味をもつ

どちらも欠けていたことに気付きました。しかし、むしろそのことに気づくことができて良かったです。慣れてきたときこそもう一度見直すチャンス。実践の中で自分を見つめ直す時間を取ることを忘れないようにしていきたいです。