楽級通信ぷらす

大事な事からそうでもない事まで毎日呟いていきます。

『学び合い』仙南の会

本日『学び合い』仙南の会オンラインに参加してきました。忘年会ということだったのですが、以前お話しした方のみならず、初めてお会いする方も多かったです。教員だけでなく、役場の方や高校生など幅広い層の方が参加しており、『学び合い』の会の広がりを感じて嬉しくなりました。

一人ひとりじっくり自己紹介した後、ブレイクアウトルームで各部屋に分かれ、フリーテーマで話し合いました。偶然私が入ったルームに西川研究室OBの方がおり、現在の自分の『学び合い』実践について相談してみました。今まではとにかく本に書いてあることを忠実に守ろうとしていましたが、最近は生徒に問いかけつつ色々やり方を変えていたところでした。

たくさんアドバイスをいただきましたが、特に「生徒との対話を大切にする」という点がとても刺さりました。本では生徒が教師に依存するのを避けるためにあえて教えないようにと書かれていましたが、教師に聞きに行くのを戦略の1つとして捉えるのであればOKではないか、ということです。「教師に聞きに行く」のを選択した生徒を讃え、「なぜそう考えたの?」「どこで躓いたの?」などの対話を繰り返します。そうしているうちに、場合によっては生徒だけで解決したりします。もしくは新たなことに気づく可能性もあります。この視点は目から鱗でした。早速来年試してみたいと思います。

生徒との対話とありましたが、授業の組み立てについても同じだと思いました。「今、生徒は学びづらさを感じているだろうか?」「どんなリソースがあれば助けになるだろうか?」などをアンケートや直接の問いかけにより知ろうとする姿勢は、常に大切にしなければならないと感じました。

たくさん質問しているうちにあっという間に時間が過ぎてしまいました。私ばかり質問して申し訳ないと思いつつも、頭がパンパンになるくらいの充実感を得ることが出来ました。次回も参加したいです!参加者の皆さんありがとうございました!