昨夜はみん職の『学び合い』サークルと教育哲学ゼミのコラボ企画でした。「現代において「学校で育つ」とは何か?」というテーマに対して最も端的に答える納得解を協働的に作り上げていく、というものです。
「現代というなら…過去はどうだったのか?」から対話が始まり、「自分は学校で育ったのか?家で育ったのか?」「学校がなかったら、どうなっていただろう?」「フリースクール等も含め、現代には色々な学校がある」「色々な学校の共通点って…子どもたちが集まっているコミュニティができることなのかも」など、色々なエピソードや考えをもとに結論を導き出していきました。ポイントだなぁと思ったのは、必ず現時点での結論を出さなければならないということです。だからこそみんなフルに頭を回しているような気がしています。出した結論は、『学校という場に集い、誰か・物事の影響を受けて変化すること。ここでいう学校とは、リアルとは限らない』です。
驚いたのは、他の班もかなり共通点のある結論に達していたということです。完璧なものにはならないのだけど、こうして本質というものに近づいていくんだろうなぁと感じていました。初の哲学対話、とても有意義な時間を過ごすことができました。