学校&教育Update Groupの「思考を深める教育哲学講座」に参加しました。哲学対話は一度だけ経験があるのですが、今日は実践のみならず「そもそも哲学対話って何？」という部分を詳しく知ることができました。中でも「いろんな価値観、いろんな考え方に触れる。参加者一人ひとりに新しい気づきを」が印象に残っています。私が哲学対話が心地よく感じるのはこの「気づき」がポイントになってくるのかなぁと思いました。
実践は「平和とは何か？」という壮大なテーマで、ペアで話してから10人程のグループに分かれて対話を繰り広げました。一番ストンときたのは「個人の平和とは足るを知ること」というものです。「足る」の基準は人それぞれですが、他者から承認されなくても「自分はこれで十分！」と思えればいいのかなぁ…と腑に落ちた感じはあります。あわせて「他者から認められるのは自分を認めるための手段の１つ」というのも最近読んだ「嫌われる勇気」と絡めて納得できた意見でした。
シンプルかつ深いテーマだとどんどん対話が深まっていくのを感じます。自分の勤務校でもタイミングを見てクラスや先生方、あるいはごちゃ混ぜにしてやってみるのもありかなぁと妄想していました（笑）。とても充実した時間を過ごすことができました。明日からまた仕事頑張れそうです😊
