楽級通信ぷらす

大事な事からそうでもない事まで毎日呟いていきます。

本当の安全基地のために

「教室「安全基地」化計画」を読みました。この本とあわせて、著者である川上康則先生と上越教育大学の赤坂真二先生のオンラインセミナーも受講し、お話を聞きました。「教室マルトリートメント」のときもそうだったのですが、今までの自分の指導を振り返り、次に生かしていくための勇気をいただける一冊だと感じました。

本の内容、そしてセミナーでのお話から、教師自身が主体的に生きる姿を子どもたちにみせることこそ、本当の安全基地に繋がるのだと思いました。

生徒たちは、教師としての私もそうですが、人間としての私も間違いなくみています。数学を教える私、『学び合い』の会・Book Cafeなどやりたいことに夢中になってチャレンジする私、生徒のちょっとした変化に喜んだり時に揺らいだりする私、依怙贔屓はしないと言いつつ無意識にしているであろう弱い私。全てひっくるめて「私」という人間をみているのだと思います。

本当の意味での安全基地を作るためには、私が日々主体的に生きている姿を生徒たちにみせなければなりません。すぐ使えるものはすぐに使えなくなります。長い時間をかけ、「私」を作り続けていくことが本当の意味での安全基地につながるのだと感じました。

武田信子先生、村中直人先生、萩原チキ先生、そして川上康則先生、素敵な本をありがとうございます‼️

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