3月16日(木)は「〈叱る依存〉がとまらない」の放課後読書会でした。「叱る」というのは,他者を自分の中にある「あるべき姿」に近づけようとする行為なのだと感じました。叱る依存に陥らないために,まずは自分の心の安定が必要ですね。以下,参加された皆さんのリフレクションです。平日の夜,お忙しい中ご参加いただきありがとうございました!
・「叱る」を、「口で屍にする」から「口を屍にする」の意味に変えたいですね。
・いろいろな意見を聞けてよかったです。
・「叱る」がサッカーのスライディングのようだとのお話が印象に残りました。危機的な場面では必要なスキルだけれど、本当は未然に防ぐことが大切であるとのお話でした。若い頃は生徒と接していて葛藤する場面が多かったように感じます。学び続けることで様々な手立てをもって叱ることだけに依存しない教員になりたいと改めて思いました。ありがとうございました。
・「叱る」とは何か?解釈はそれぞれ違う。教師人間ですから、感情が表に出ることはある。でも、その根幹に生徒ととの信頼関係があるか。信頼関係を結ぼうとしているかどうか。それらの有無が鍵になっていると思った。 後輩教諭から教わった言葉を思い出しました。 「点で指導する<線で指導する<面で指導する」問題の一点を見て指導するよりも、問題の因果関係(線)を見て指導するよりも、多面的に生徒を見て指導することが大切だ。この面で指導することができる先生が一流である。
・「叱ること」この本質は・・・・・ 相手の受け止め方、 コントロールすることとさまざまな「枠」との整合性・・・・・ 自己の認識 教師の余裕 自分の価値観と他人の価値観 諦観の念? まだまだ色々考えることが多そうです。