工藤勇一先生の「校長の力」を読みました。工藤先生の本は今まで何冊か読ませていただきましたが、今作は校長の視点に立ち、どのような影響力を発揮できるのかを中心に書かれています。全体を通して気になった部分は以下の通りです。
・「学校に関わる人の全てを当事者にする」ことこそ、校長の役割。
・教師が変われば、子どもたちも、そして社会も変わる。教師のもつ影響力は大きい。
・校長になるのであれば、法の理解は必須。
・教職員集団も多様性が大切。
・日本の教育の最大の欠点は「何のために教育をするのか?」という最上位の目標に関する合意が足りていないこと。
特に法の理解については、最近全く意識していませんでした。どんな立場であれ、自分や生徒たちを守る法律について学ぶのは必須ですね。今年度は少しずつ法の本も手に取ってみたいと思います。