「知ってるつもり:無知の科学」を読みました。自分の中にあったモヤモヤを晴らしてくれるような内容でした。今までの授業で協力し合うことの大切さを生徒たちになんとなく語ってきましたが、本書を読んでそれが確信に変わったような気がします。
本書の結論はシンプルで「一人ひとりの人間は驚くほど無知だが、協力し合うことで個人の総和以上のことを成し遂げることができる」というものです。特に、個人がいかに知ってるつもりになっているかが、数々のエビデンスをもとに示されています。1人でできることは、私が思っているよりはるかに限られるのだと痛感しました。我々の知識はコミュニティに依存しまくっているのですね。
特に『学び合い』をやり続けてきた方がストンと落ちる内容なのかもしれません。偶然発見した本でしたが、めちゃくちゃ良書でした。オススメです😊