宮川雄基さんの新著「特別支援学級(自閉・情緒)における自立活動の実践」を読みました。先日Book Cafeで宮川さんとお話している際に本書を出すことを知り、即買い。特別支援教育についてだけでなく、1人の人間として子どもたちとどう向き合っていくかまで学ばせていただきました。
本書を読み進めるたびに、子どもたちに敬意をもち、共に学び、互いに成長していこうとする、宮川さんの温かな想いが伝わってきました。子どもたちのありのままの姿を見て、対話を繰り返し、一人ひとりの想いを受け止めることを大切にしていました。教員、そして子どもたちの想いを照らし合わせて組み立てられた支援の実践からも、多くのことを学ばせていただきました。読めば読むほど、自分がまだまだ特別支援について知らないことだらけだということを実感。何度も読み返しつつ、学んでいく必要がありますね。
本書を読み進めるたびに、不思議と宮川さんと対話している感覚になりました。その中で、子どもたちの幸せを考えつつも、何より教員自身が豊かに幸せに生きている姿を見せていく必要があることを学ばせていただきました。zoomでお話するたびに伝わってくる宮川さんの優しい表情も、その大切さを体現しているように感じました。教師として、1人の人間として幸せに暮らし、誠実に生徒たちに向き合っていこうと思いました。宮川さん、素敵な本をありがとうございました!