楽級通信ぷらす

大事な事からそうでもない事まで毎日呟いていきます。

【終了報告】Book Cafe「「探究」する学びをつくる」

今日は「「探究」する学びをつくる」を参考図書とするBook Cafeを開催。著者である藤原さとさんから直接お話を聞くことができる貴重な会となりました。さとさんの経験やアメリカのチャータースクールHigh Tech Highの事例等を交えたお話から「探究とは何か」を問い直すきっかけをいただきました。その中でも「子どもたちがどんな探究者なのかを知るには、まずは教師自身が何を探究しているのかを知らなければならない」という点が特に印象的でした。忖度ややさられではない、子どもたちの本当の声を聴くために、私自身の探究を深めていこうと思いました。大変お忙しい中話題提供いただいた藤原さとさん、そして平日の夜にもかかわらず貴重な時間を割いて参加してくださった皆さん、ありがとうございました!

・探究の授業づくりには授業計画のコンセプトを美しくすることが大事だなと思います。あとは、子どもが自由に意見を言えることかなと思いました。
・大変楽しく学べました。藤原さと先生のお話が聞ける良い機会をいただきありがとうございました。
・最後の「子どもの本当の声をききたい」と思うこと、とても響きました。
・「いまから30年後に云々」と言う質問にどう答えようかと考えていたら、こんがらがってしまった。まず学校の中の、私の場合は高専ですが、教員間の対話が少なすぎて探求にかかわらず、諸問題に対処できていないのでここから変えていかないと、学生たちに対応できないのでないかなと思う。マンパワーが少ないため、教員間、教員ー学生間などの関係をうまく繋げていくことが色々な取り組みを進めていく上で大前提かなと思っています。
・イベントの流れがわかりにくかったです。対話の内容は発散しましたが、それ自体は楽しかったです。
・時間が足らない(笑)
・世間の求める誰かになろうという言葉に強い衝撃を受けました。教員という仕事は無意識的にこの思考になりがちなことに気づきました。そして、子どもたちにもこのマインドを強要してしまっていると感じ反省しました。探究の本質を今一度振り返り、学びに関する5つの考え方を整理し、知識の伝達と構成の最適なバランスを探求しながら授業を進めていきたいと思いました。
・探究の捉え方が変わった。今は転換点であるから、しなきゃ、させなきゃを乗り越えて、自分軸を大切にするために、自分の強みを知るために探究を進める必要があると思った。今までのあり方を変えていかなければ、30年後の未来に立ち向かえない。
・探究とは何か?を最近ずっと考えてきました。思考と混同されていることが多い。調べているとディーイにあたり、藤原さとさんもおっしゃっていました、「不安から安心」という考えに当たりました。本日、その中で「もやもやの解消」というのは本当にしっくりきました。小学生にとっては答えがあってももやもやする「なぜ」を考えることは探究だろうし、たとえ、教師であれ、他の仲間が立てた問であれ、最適解を考え続けることは探究なんだと思えました。高校生であれば、課題を設定することが求められるでしょうが、純粋になぜといえる環境、自由に考えられる環境づくりが今後はもっと必要になってくるんだろうと思えました。
・子どもが子ども自身を表現できる、自己認識や自己肯定をできるようになると、探究の芽生えにつながるのではないかと感じました。民主主義思想、主権者教育の重要性を感じました。
・(私も含めて)「探究」を好きな方が多かったと思います。「探究」を好まない方の声を聴いてみたいと思いました。
・「ダブルバインド」で探究をするぐらいだったら、教授をしっかりやったほうがいい、というのは印象的です。どうしても学校の枠内、教師の認識の枠内になってしまう探究が多い気がします。それは好ましくないと理解しつつ、経験したことがない、というのもあるのでしょうか?
・直接藤原さんからお話をうかがい、探究について深く考えることができました。話をうかがっていて探究の学びは生きること自身であると改めて感じました。最後に「子どもの声をもっと聴く」とのお話がありましたが、明日から意識していきたいと思います。ありがとうございました。
・「探究」というものを考えさせられる講演でした。教員も探究をけいけんすることもひつようかなぁと思いました。
・「これから30年後の社会を想像してみましょう。何を私たちは学ばなければならないでしょうか」という問いを職場の同僚と話し合うことで教育観をする合わせたり、共通理解をしたりすることができると思いました。そして、だれも30年後の答えを出せないと考えると将来のための学びでなく、今知りたい、学びたいということを学んでいけるといいなと思いました。
・本当の探究とは、なんでしょうね?やらされ探究にならないようにしていきたいですね。「子どもの声を聞け」いいと思います。
積ん読となっていた本だったので,今日の藤原さんのお話を聞いて,普段聞き慣れた探究やPBLに新しい風を入れてくれた心地です!これから読み進めていきます!
・これからの時代と、自分を知ることとの関係性の解像度が上がりました。いかに自分を知って、どんな時代になってもやりたいことを考えて、そんな自分を打ち出していけるか。とても勉強になりました。また、探求は問いから始まるとは限らないと言う点も印象的でした。子どもの問いの前の「もやもや」や「不確定感」と言うのが具体的にどう言う姿や状況なのかについて、もっとお伺いできれば嬉しかったです。
・30年後の祭りの姿を探求してみたい もやもやする気持ち大切にしたいと思いました。
・プロジェクト型学習は、それぞれ違う子がそれぞれの力を発揮できる。そこを伸ばして、強みやよさを活かして生きていく。さらに深めて考えてみたいと思います。
・これから30年後の社会を創造して、なにをわたしたちは学ばなければならないのでしょうか…。という問いをいただきました。ますます不確実性が高いので、何が当たりかわからなくなることから「それぞれ違っていていい」なのかなと思いました。それぞれが互いにネットワークで構築され、互恵関係が成立していればという前提条件の下で…。
・やらされ探究にならないよう、子どもの声を聞くことを意識する子どもに忖度させない、という点について改めてしっかりと意識しながら探究を進めていきたいです。ありがとうございました。
・著者の藤原さんからお話を聞くことができ、貴重な時間でした。「自分がどんな探究者なのか?」「何を学ばなければならないのか?」を考え、最後に「(忖度でない)子どもの声を聞く」という言葉がとても響きました。
・とても有意義な学びの時間となりました。VUCAを楽しむという発想、未来に必要な力を身に付けることばかりに目を向けるのではなく、子供自身がやりたいことを大事にして未来を創り出す力を付けるということが大切だと思いました。
・「探究」に関するこれまでの蓄積を学ばないまま,何となくやっていること。探究に限らず教育の様々な部分で,これを乗り越えられる大人を増やしていきたいと感じました。
・探究の概念に「子どもから始まる」を加えるという見方に深くうなずきました。

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