今日は１回目のハードルテストが終わり、２回目のハードルテストに向けて生徒が準備する日でした。私は１回目のハードルテストをちょっと大きめの独り言のように呟いて解説していました。もちろん聞かない人はスルーしてOKと話しています。問いによっては真剣に聞いてみる子もいれば、全くお構いなしに友達と相談しながら進めている子もちらほら。昨年度までは見たことのない景色です。『学び合い』をしていながら、自分も工業化社会の考えにずいぶんと縛られていたのだなぁとしみじみ思いました。
そして解説終了後、いっぱいになった黒板を見て、「1年分の板書をした気分だ」とボソっと言ったら笑われました（笑）。「先生疲れたんじゃないですか？」と生徒に聞かれましたが、そういえば一斉授業のように話している方がはるかに楽だと気づきました。『学び合い』は何もしていないようでものすごく頭を回しているんだなぁと生徒に気づかされました。まだまだ授業観を磨けそうな予感がしています。生徒と一緒に磨いていこうと思います。
