楽級通信ぷらす

大事な事からそうでもない事まで毎日呟いていきます。

【終了報告】Book Cafe「社会を変える学校、学校を変える社会」

昨夜は「社会を変える学校、学校を変える社会」を参考図書とするBook Cafeを開催。東京都の金井寛文さんから話題提供いただきました。工藤勇一さんと植松努さんの対談本というのもあり、心に響く内容盛りだくさんな一冊です。金井さんの話題提供では、そんな本書の内容をまとめつつ、気になった部分をシェアしていきました。ブレイクアウトルームに分かれての対話では、工藤先生の講演会を聞いた方の感想、横浜創英での改革、植松さんの人柄や仕事に対する心構えなど、多様な視点で語り合いました。初参加の方もたくさんおり、対話の幅も広がってきたように感じます。勇気を振り絞って参加してくれた皆さんに感謝です。以下、参加された皆さんからのリフレクションです。平日の夜にもかかわらず貴重な時間を割いて参加してくださった皆さん、そして話題提供いただいた金井さん、ありがとうございました!

・最上位目標を皆で共有すること。そのための対話や、目標から何をしたいのか、何をすべきなのかなども対話で決め、他者と協働していくことが大事なのだろうと、思いました。
・大人が意識を変えないと子供たちや未来の社会は変わらないこと。子供たちには大人が学びを楽しんでいる姿を見せていきたいと思います。
・日本の社会をより良くするために、学校と社会がどのように協力すべきかを考える示唆に富んだ対話本であったと思います。学校が変わるためには、”社会”の手助けが絶対に必要であり、その逆も真であると思います。学校以上に社会の変革が早いですが、そういった相補の力で、より豊かな人生を送る人間が一人でも多く育っていくことに対して、伴走しなくては!と感じさせる書籍でした。ありがとうございました。
・「われわれ大人も成長しなければ、決して良い社会を作ることはできない」とあるように、社会を変えるには大人がまず変わることですね。そして、子どもの可能性をつぶさないことが、学校がいまやらないといけないことなのかなぁと改めて感じました。ありがとうございました。
・思いを自由に安心して話せる場があるのがいいですね。初めて参加して思いました。あっという間に時間が経ってしまいました。
・初めて参加しました。学校はなかなかアップデートできないのて、学校に行かない選択をしている不登校の子どもの方が主体的なのかもしれないと感じました。
・自律 どうやって家庭学校地域でそういう空気をつくれるかですね
・私の経験から、教員が授業を進めてしまっていますが、生徒に考えてもらい話してもらう授業の実践に向けて試行錯誤します。
・大人ができることは何か?子供が主体的に自ら考え判断して行動できる環境を整えること。 金井さんの紹介でこの言葉をうかがい、今、自分が学校でやろうとしていることはこうしたことだろうか感じました。しかし、子どもの主体性といって、先生方の主体性を奪ってはいないか、いつも振り返りながら考えさせられます。皆さんのお話をうかがい、振り返ることができ、とても良い時間となりました。ありがとうございました。
・子どもファーストの学校、子どもの主体性の保証、こう考えていかないとこの国は滅びる。それくらいの問題意識を持ちたいです。
・他の参加者のお話を聞くことで、前向きにアップデートしている先生や保護者がここにいると感じて、嬉しかったです。植松さんは、自分の会社に欲しい人材は「雑談が弾む人。いい文章が書ける人。優しい人。」と語っていました。予想外の答えでしたが、その理由に納得。面白い人だなと思いました。植松さんのことをもっと知りたくなりました。
・意識の高いメンバーと考えていることを共有することが出来てとてもよかった。
・今の社会について、いろいろと考えるきっかけとなりました。ありがとうございました。
・教えることが中心の学校教育を子ども中心の学びに変換していくには、時間がかかると思います。コツコツと気を長く、でも、できることをスピード感を持って進めることが重要だなと思いました。

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