楽級通信ぷらす

大事な事からそうでもない事まで毎日呟いていきます。

Audible

アキラとあきら

Audibleで「アキラとあきら」を聴いています。粉飾、手形の不渡、経常利益など、簿記2級取得に向けた勉強で学んだワードがたくさん出てきます。もちろん全てわかるわけではありませんが「粉飾って、こんな場面で出てくるのか」「このワードが出てくるという…

恥をかける大人に

Audibleで「いくつになっても恥をかける人になる」を聴きました。恥をかくことをプラスに捉えることで、自分にとって数々のメリットがもたらされることを学ぶことができる本です。 とはいえ恥をかくのはやはり避けたい自分がいます。今までの自分を振り返っ…

ハヤブサ消防団

Audibleで「ハヤブサ消防団」を聴きました。主人公であるミステリー小説作家の三馬太郎が、亡き父の故郷であるハヤブサ地区という緑豊かな地に移住するところから物語はスタートします。地区の方から消防団に勧誘され、迷いつつも入団を決意するのですが、そ…

犬がいた季節

Audibleで「犬がいた季節」を聴きました。最近はミステリー系を聴くことが多かったのですが、久しぶりに肩の力を抜いて聴ける、ホッコリとしたストーリー展開の本でした。 高校に迷い込んだ一匹の犬「コーシロー」を中心として、様々な年代の人々の青春が描…

素敵な感情表現

「汝、星のごとく」をAudibleで聴いてから、著者である凪良ゆうさんの作品に興味が湧き、他の作品も読んでみることにしました。2020年に本屋大賞を受賞した「流浪の月」、ドラマ化もされているBL作品「美しい彼」。いずれも登場人物の感情が巧みに表現されて…

十字架のカルテ

Audibleで「十字架のカルテ」を聴きました。新人医師の弓削凛が、とある理由から日本有数の精神鑑定医である影山司に弟子入りし、様々な犯罪者の心の闇に立ち向かっていくストーリーです。 私が予想していた流れとは全然違う方向に舵を切ることもあり、期待…

普通って何?

Audibleで「コンビニ人間」を聴きました。36歳独身、彼氏なし、コンビニアルバイト歴18年の主人公。「なんであなたは普通じゃないの?」「お願いだから普通になってよ」と、主人公は周りの人たちが考える「普通」であることを求められます。 小説全体を通し…

そして誰もいなくなった

Audibleでアガサ・クリスティーの「そして誰もいなくなった」を聴きました。1939年にイギリスで刊行された推理小説です。兵隊島という島に招待された10人が、「十人の小さな兵隊さん」という童謡の歌詞の通りに1人ずつ殺害されていくストーリーです。 「小さ…

発信なくして進展なし!

Audibleで「凡人のための地域再生入門」を聴いていて「発信なくして進展なし」という言葉が気になりました。その瞬間自分の経験を振り返り「確かになぁ」と妙に納得しました。 SNSでの発信があったからこそ、色々な人と繋がることができました。色々な人と繋…

あなたの人生、片づけます

Audibleで「あなたの人生、片づけます」を聴きました。片づけ屋である大庭十萬里が、様々な事情を抱えた人たちの家を訪問しながら、家の片付けだけでなくその人の人生まで好転させていくストーリーです。訪問先は、社内不倫に疲れたOL、妻に先立たれた老人、…

ちょっと今から人生かえてくる

Audibleで「ちょっと今から人生かえてくる」を聴きました。前作「ちょっと今から仕事やめてくる」の続編で、前作の主人公の周りの人たちにフォーカスしたアナザーストーリーです。 前作は主人公の目線一本でスカッとした痛快な展開だったのですが、今回は色…

ちょっと今から仕事やめてくる

Audibleで「ちょっと今から仕事やめてくる」を聴きました。ブラックな仕事で追い込まれすぎた主人公が、ある日突然自分に声をかけてくれた謎の人物ヤマモトとの出会いから、その後の人生が少しずつ変化していく様子が描かれています。聴きながら考えたことは…

光のとこにいてね

Audibleで「光のとこにいてね」を聴きました。本屋大賞第3位の本。Audibleで解禁となり、早速聴いてみました。 古びた団地で偶然出会った2人の少女の関係性が、四半世紀にわたって描かれています。 この2人の関係性はなんと表現したら良いのだろう?「友…

「また、必ず会おう」と誰もが言った

Audibleにて「「また、必ず会おう」と誰もが言った」を聴きました。喜多川泰さんの小説は聴きやすく、スルスル入ってくる感覚があります。 高校2年生である主人公がついた1つのウソから始まったアクシデント。そこから多くの人たちとの偶然の出会いを通し…

そして誰もゆとらなくなった

Audibleで「そして誰も誰もゆとらなくなった」を聴きました。著者である朝井リョウさんのエッセイ集です。聴いている途中で、ふと「私は…何を聴いているのだろう…?」と我に返るときがある、笑いどころ満載で頭からっぽにして楽しめる本です(笑)。 お腹が…

正体

Audibleで「正体」を聴きました。ネタバレしそうなので詳細は省きますが、著者のあとがきまで含めて聴き終えた感想としては、自分たちは表面的な事象だけで判断している部分が思ったよりもたくさんあるかもしれない、ということです。 もちろんフィクション…

プロの仕事

通勤中、Audibleで色々な本の朗読を聴いていますが、小説が一番夢中になって聴くことができます。朗読を担当している方の熱量のおかげで感情移入しやすいです。朗読の仕事ってただ淡々と読むイメージがあったのですが、プロってすごいなぁと唸ってしまいまし…

流浪の月

Audibleで凪良ゆうさんの「流浪の月」を聴きました。聴きながら気になったのは、主要人物ではなく、むしろそれ以外の一般の人たちです。被害者の事情や心情を、さもわかったかのように「辛かったね」「あなたは悪くない」と善意の言葉をかけ、かえって当事者…

海辺のカフカ

Audibleで「海辺のカフカ」を聴きました。家出少年田村カフカくんと、猫とお話ができる不思議な老人ナカタさんの2つの物語が交互に進み、少しずつ交錯していきます。下巻はすごい勢いで2つの物語が交わっていくのですが、最後の方は理解が追いつかず、謎を…