楽級通信ぷらす

大事な事からそうでもない事まで毎日呟いていきます。

探究

知らない自分を探るワーク

今日の1学年の総合的な探究の時間では、「知らない自分を探る10の質問」を書き出すワークをやってみました。探究の担当の先生との話し合いで「生徒たちが、じっくり自分自身を見つめる時間を取ろう」という結論になり、実施したものです。 質問項目は、生成…

探究のデザインという探究

「総合的な探究の時間」の今後のデザインに向けて、同僚の先生と作戦会議を重ねています。 「先輩たちの探究事例を、どうすれば効果的に共有できるか?」 「ただ聞くだけで終わらせず、自分の探究にどう活かしてもらうか?」 「これからの調べ学習の進め方に…

自由な『?』が探究の芽になる

今日は、1年生の「総合的な探究の時間」を担当し、「課題設定」に向けた“問いのアイデア”を出す時間としました。昨年度、長期研修の中で特に課題として感じていたのが、この「課題設定のデザイン」です。今年度は、その部分にできる限り丁寧に時間をかけて…

共にデザインする探究

「総合的な探究の時間」のデザインに取り組む中で、同僚の先生方とアイデアを出し合う機会が増えてきました。 「ここはじっくり対話の時間にしたいよね」 「この後の流れを示しておいた方が、生徒も安心しそう」 「問いをもっと自由に出せる雰囲気をつくりた…

ワクワクする「?」から始まる学び

今年度は、「総合的な探究の時間」の設計に関わらせていただくことになりました。今日はその第一歩として、新1年生を対象にオリエンテーションを実施しました。今回伝えたことは『ワクワクする「?」を、みんなで探究しよう』です。 特に強調したのは「?」…

マイプロジェクトアワード2024

気仙沼の高校マイプロジェクトアワード2024に参加しました。このイベントは、気仙沼の高校生たちが自らの探究成果を発表する場です。皆それぞれのテーマに真剣に取り組み、自分ごととして捉え、生き生きとした表情でプレゼンテーションを行っていました。そ…

みんなで学ぶ大人の探究

昨夜は教育探究ひろばにて「みんなで学ぶ大人の探究」をテーマに発表させていただきました。先日高校生の探究成果発表会を見て、ふと「そういえば自分はどんな探究をしているのだろう?」と思ったので、今回はその点を深掘りしてみました。 「『学び合い』の…

探究の醍醐味

今日は気仙沼高校の総合的な探究の時間の発表会に参加。SDGsラーメンのレシピ作成、早弁の効果検証、不登校の子が復帰しやすい環境作り、先生方の多忙解消のための部活の地域移行など、生徒たちの探究する領域の幅の広さに驚かされました。発表内容が自分ご…

授業実践I

本日は総合的な探究の時間を研究領域とする長期研修の授業実践1回目の日でした。「製造系の企業が高校生に求めているものは『◯◯力』である」という◯◯に当てはまる表現をグループごとに考え、それをワールドカフェ形式で発表していく、という授業です。 「忍…

メモ

今朝、妻との対話の中で気づいたこと。 「探究の大前提は心の余白」

校内研修でMost Likely To Succeedを鑑賞

今日は勤務校にて学習会を開催。アメリカのチャータースクールHigh Tech Highの取り組みに密着したドキュメンタリー映画「Most Likely To Succeed」を鑑賞し、感想をシェアしました。時間の関係上全て観ることはできなかったので、ホワイトボードにHigh Tech…

授業実践本番に向けて

今日は担任するクラスにて、長期研修の授業実践1回目につなげるための、総合的な探究の時間の授業を行いました。本日の課題は、グループごとに「製造系の企業にとって、高校3年生に身につけて欲しい資質・能力は『◯◯力』である」の◯◯に当てはまる表現を根拠…

研修会を企画してみた

校内研修で、アメリカの公立校High Tech Highの取り組みに密着したドキュメンタリー映画「Most Likely To Succeed」を鑑賞し、感想をシェアする会を開催することにしました。案内を先生方に配りながら 「お!今度はどんな研修やるの?」「こういう映画あるん…

Most Likely To Succeed

Vimeoで「Most Likely To Succeed」を購入し、視聴しました。PBLで注目される米国の公立校「High Tech High」の取り組みに迫ったドキュメンタリー映画です。入学後、今まで受けてきた教育との違いに戸惑いつつも、徐々にプロジェクトに向けてチームで自走し…

次世代のエリート

竹村詠美さんの著書「新・エリート教育」を読みました。世界が求めているエリートとは、そしてエリートに求められる資質をどう育てていけば良いのかが、世界中の学校の事例をもとに示されています。 失敗してもOKな環境下で、仲間たちと共にあらゆることにチ…

発信することで得られるもの

同僚の先生から「この前の研修で取り上げられていたこの本、結構面白いですよ!」と探究関連の本を紹介してもらいました。内容を見せてもらうと、確かに興味深いです。表紙だけ見ると、自分では絶対に買わないタイプの本でした(笑)。紹介していただけたか…

生徒と一緒にワクワクを追い続ける

「探究する学びデザイン」を読みました。総合的な探究の時間だけでなく、各教科でも探究的な学びを実現している事例が紹介されています。教師が生徒たちとともに学び、その過程を楽しむ「伴走者」となることで、生徒たちだけでなく教師集団も学び、成長する…

学びのめがね

「探究的な学びのデザイン」を読んでいます。その中で、探究活動を通して「学びのめがね」を得たという生徒の話が掲載されていました。 「なぜ戦争はなくならないのか?」「なぜ飛行機のCAさんは女性が多いのか?」「本当の幸せってなんだろう?」 そんな身…

ワクワクは伝染する

1年生の数学の授業の因数分解の応用で、練習問題の解答を生徒たちに黒板に書いてもらっていました(「解答書いてくれると助かるなー!」と言ったら、みんなめちゃくちゃ喜んで書き始めてくれました!感謝!)。すると、あるポイントで躓き「あれ?」「どうや…

協働する探究のデザイン

藤原さんの著書「協働する学びのデザイン」を読みました。あとがきでの「探究という名の列車に乗せようとしていないか?」という言葉にハッとさせられました。「探究」と「レールに乗せる」は、相反するものだからです。 探究は、本来答えのない未知なものに…

自分の才能×情熱

「協働する探究のデザイン」を読んでいて印象的だった言葉。 「探究する学びが求められるのは、それが他者との関わり合いのなかで「自分の才能と情熱が出会う場所」を見つけることを支援できるからである」 自分の才能と情熱。このかけ算は最強だと思います…